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2009年7月 6日 (月)

婦人科の健診に思う

Iriguchi ★今日のお花★カラー・アリアム・ユリ・デルフィニューム・ミニバラ・太井・谷わたり・ナルコユリ・カークリコ

毎年夏休み前になると、市の健診や学校の教職員の健診が多くなってきて我々も忙しくなってまいります。

学校の教職員などは毎年検査をうけるチャンスはありますが、家にいる主婦などは自分で検査を希望しない限りそのチャンスはありません。

今年も新見など県北の人々が市の健診をすすめられたからと伯備線を利用して来て頂いており、ありがたいことだと感謝しております。

来院された人達のうちで注意させられたケースを3つばかりお知らせします。

     子宮膣部ビランあり Ⅲ型の例

あるところでこのような結果が出ましたが、数年間放置されており今回Ⅳ型が出ましたといったとき。何故前回のとき毎年検査を受けるように言ってくれなかったのか。要注意でⅢ型は前癌状態なので半年後には再 する必要があると言ってくれなかったのですかと言われてました。

その結果は前回の検査を受けた医院、病院を受診されて、どのように説明を受けたのかよく分からないので返事の仕様がわかりませんので困ってしまいます。こんな例は子宮癌でも比較的早期なものが多いので子宮膣部の円錐切除術でOKなので病気の治癒ということではあまり心配はありません。

     子宮筋腫の例

前回の検査で「小さな子宮筋腫」がありますということは先生から聞きましたが、今は手術するほどの大きさでもないので放置しておいてもいいですよと言われました。という例。

子宮筋腫の場合は大きさが超手拳大となっても何の自覚症状がみられない人も多くありますが、放っておくと月経過多などで貧血になる人もみられますから筋腫がありますよと言われた人は超音波でもとってもらってどれくらいの大きさの筋腫が、何個、どこの部位にあるかを知って、貧血にならないように半年くらいで病院、医院でチェックして頂きたいものです。

手術をすすめられる先生もあり様子をみてゆきましょうと言われる先生もありますが、自分の状態をはっきりと確認して頂きたく思います。半年~1年毎の検査は必ず受けて下さい。

     卵巣のう胞の例

卵巣のう胞の場合、のう腫はすぐに大きくなってくる場合もあり、反対にのう胞が自然にやぶれて消失する場合もあります。

その内容物が水溶性の場合に数週間後の診察でのう胞が消えたといった例は時々見られます。のう胞があまり大きくなく良性と思われる場合には超音波検査と血液検査で様子を見ますが、MRIの検査をすることもあります。悪性の疑いがあったら手術療法をすすめます。子宮内膜症などで卵巣に異常がある場合には悪性変化も考える必要があります。半年後の検査は必要です。

こんな事を考えながら皆様の婦人科疾患のチェックをしております。

みなさま婦人科の検査を受けられて、今年1年元気に御活躍されますようお祈りします。

センター長 吉岡 保

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