「低用量ピルがニキビに効くって本当ですか?」
★今日のお花★ユリ・グラジオラス・ナデシコ・トルコキキョウ・ユーカリ
「低用量ピルがニキビに効くって本当ですか?」、、、最近外来でよく患者さまに聞かれます。答えは「YES]です。低用量ピルの中には、男性ホルモン様の作用が少ないものがあり、この種類のピルを使うと、男性ホルモン作用性のニキビはうそのようにきれいになります。
低用量ピルでよくなるニキビの種類は、男性のおひげが生える部分に集中しているタイプのもので、「生理の前に悪化する」のが特徴です。そして、いろんな軟膏や薬を試したのになかなか改善されない、、、、。女性が排卵後につくる黄体ホルモンの男性ホルモン様の作用により、皮脂の分泌が急激に増え、おこるにきびなのです。ただ皮脂の分泌が多いのであれば改善の方法はあるのですが、一ヶ月の性周期にあわせて皮脂の分泌が増えたり減ったりするので、一定の治療をしても良くなったり、悪くなったりを繰り返してしまうのです。低用量ピルは、服用することで、皮脂の分泌を1ヶ月を通じて安定させるとともに、皮脂の分泌を増やさない作用があるので、にきびがよくなるのです。
ただ、全ての低用量ピルが効くわけではありません。低用量ピルにはたくさん種類があり、中には悪化させるものもありますので、主治医の先生とよく相談して使ってみましょう。
低用量ピルを約6ヶ月ほどつづけると、やめてしまってもニキビはすぐには悪化しません。低用量ピルには卵巣の性周期をととのえる作用もあるので、そのままニキビ体質が改善されてしまうこともあります。私たち産婦人科医にとっては、ニキビなどの皮膚科領域は専門外なのですが、内分泌学という意味では非常に興味深く、ピルのニキビへの副効用は確かにあります。生理痛などで、ピルを服用している高校生やOLの方が、「最近肌の調子がいい」とか「ニキビがなおった」とおっしゃることがあり、あんまり気にしてなかったのですが、「やっぱり効くんだなあ」と少し勉強になっている今日この頃です。
医師 ikucom


























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